健康野菜を育てる〜ツルナ
ツルナ
< カルシウム、鉄分、ビタミンA,Cが豊富 >

半ツル状に茎を伸ばして、旺盛に茂る海浜野生植物。
日当たりが良ければ、どんなところでも生育し、晩秋までよく茂ります。
特に暑さに強いので、葉菜の少ない盛夏時に収穫できます。
7〜9月ころ開花し、ヒシの実状の果実をつけますが、これを種として扱います。
・栄養
カルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンCが多く含まれます。
胃潰瘍、胃酸過多、腸カタルに効果があるといわれています。
ツルナに含まれる栄養成分量 (日本食品標準成分表より)
(注意)表示される値は、可食部100g当たりに含まれる成分を表す。
mcgは、マイクログラムを表す。
| ツルナ | |
| ナトリウム (mg) | 5 |
| カリウム (mg) | 300 |
| カルシウム (mg) | 48 |
| マグネシウム (mg) | 35 |
| リン (mg) | 75 |
| 鉄 (mg) | 3.0 |
| 亜鉛 (mg) | 0.5 |
| 銅 (mg) | 0.06 |
| マンガン (mg) | 0.81 |
| βーカロテン (mcg) | 2700 |
| レチノ−ル当量 (mcg) | 230 |
| αートコフェロール (mg) | 1.3 |
| ビタミン K (mcg) | 310 |
| ビタミン B1 (mg) | 0.08 |
| ビタミン B2 (mg) | 0.30 |
| ナイアシン (mg) | 1.0 |
| ビタミン B6 (mg) | 0.13 |
| 葉酸 (mcg) | 90 |
| パントテン酸 (mg) | 0.46 |
| ビタミン C (mg) | 22 |
・畑の準備
堆肥類と適量の配合肥料などを施して、まき床を作ります。
・種まき
種は、一晩水につけておきます。
ばらまきにして、1cmの覆土をします。
腐葉土などをのせておくと良いでしょう。
・間引きと追肥
密生しているところを1〜2回間引いて、株間を15cmくらいにします。
追肥は生育状態を見ながら、ときどき液肥を施します。
・収穫
茎が20cmくらいになったら、芽先を摘み取ります。
その後は、追肥を行えば順次収穫できます。
種蒔きの時期 ⇒ 3月〜5月
追肥 ⇒ 液肥
野菜を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。