健康野菜〜アマランサス

健康野菜を育てる〜アマランサス


アマランサス
< カルシウム、鉄分、ビタミンAが豊富 >

種実を穀物として食べるものと茎葉を利用するものとがあり、種実用のものも若葉は野菜として食べます。 くせがなくて食べやすい健康野菜です。

◎ 栄養
ほうれん草と比べると、カルシウムは7.7倍(赤葉種は、11.2倍)、鉄分は2.3倍(赤葉種は、3.2倍)、 ビタミンAは3.6倍、ビタミンCは1.2倍という、すばらしい栄養野菜です。 また、アトピーに効果があるともいわれています。
発芽適温は20度以上、生育適温は25〜35度で、非常に暑さに強く、10月ころ結実します。 日あたりのよいところなら、どんな土地にも育ちます。
ただし、霜にあうと枯れてしまいます。

◎ 畑の準備
種まき2週間くらい前に3.3uあたり4kgの堆肥類散布してよく耕しておきます。
1週間前に元肥用の肥料
(化成肥料、鶏糞、油かす、配合肥料などどれか1種類)を
基準量施しておきます。
畝幅60cmのまき床を作ります。

◎ 種まき
まく前に水または薄い液肥を散布して、土を湿らせておきます。
30cm間隔に1ヶ所7〜8粒ずつ点まきにします。
ごく薄く覆土をして押さえ、上に新聞紙や切りわらをのせて灌水します。
発芽してきたら新聞紙は取り除きます。

・間引き
 本葉2枚の時、1箇所3〜4本にし、本葉4枚の時、1〜2本にします。

・摘芯
 草丈が20cmくらいに、芽先を摘んで側枝を伸ばします。

・追肥
 週に1回液肥を施すか、月に1〜2回、化成肥料を株周りににおいてやります。
 7月下旬から尿素を葉面に散布すると、よい葉がたくさん採れるようになります。

・収穫
 やわらかい芽先を摘み取ると、どんどん側枝が伸びてきます。
 側枝も何度も繰り返し摘んで利用します。


 種蒔きの時期  ⇒ 4月中旬〜7月中旬

 手入れの時期  ⇒ 週1回(液肥)か月に1〜2回(化学肥料)


◎ プランター栽培
深さ20cm以上のものを使用します。市販の培養土か畑土を5、ピートモスまたは腐葉土など3、 バーミキュライトまたはパ−ライトを2の割合で配合し、化学肥料を10gあたり30gくらい混ぜたものを使います。
株周りにピートモスなどを敷いて乾燥を防止し、灌水も十分行います。



野菜を育てるガーデニング

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